難消化性デキストリンで血糖値の上昇をうまくコントロール

血糖値の上昇をコントロールしたいなら、難消化性デキストリンを摂りましょう。
近年では難消化デキストリン配合のドリンクやサプリが、色んなメーカーから販売されています。
聞きなれない言葉に、怪しい成分を連想してしまうかもしれません。
しかし難消化性デキストリンの原料は天然のでんぷんで、国も認める安全性の高い食品なんです。
血糖値の上昇を抑えるのはもちろん、その他にも色んな効果が期待できます。
どんな効果があるのか、効率的な摂り方や血糖値との関係も併せてみていきましょう。

 

・人が作り出した食物繊維が難消化性デキストリン

 

難消化性デキストリンは、一言でいうと人工的に作られたでんぷんです。
まず、とうもろこしから摂取するコーンスターチをローストします。
次に、ローストしたコーンスターチへアミラーゼの入った水を加えます。
そうするとコーンスターチは分解を始め、色んな物質を作ります。
ここから抽出されて加工された食物繊維が、難消化性デキストリンです。
難消化性というのは、消化しにくいという意味合いをもちます。
この食品は、現代における日本人の食物繊維不足を補うべくして作られました。
厚生労働省からも、特定保健用食品として安全性を認められているのが特徴です。
色は透明で味はほんのり甘く、熱や酸に強いため、色んな食品に使われています。
難消化性デキストリンは食物繊維が原料になっていることから、血糖値にはとても効果が期待できる食品です。
その他にも整腸作用や便秘改善、脂肪の吸収を抑えてくれるなどの作用があります。
血糖値だけでなく、体のあらゆる部分に効果を期待できる食品が、難消化性デキストリンなのです。

 

・難消化性デキストリンは糖の吸収スピードを遅らせる

 

難消化性デキストリンは、血糖値にはどのように働きかけるのでしょうか。
高血糖の原因となるブドウ糖は、体内に取り込まれると小腸へ送られます。
その後肝臓に行き最後は血管へ辿りつきますが、このスピードが速いほど血糖値も上昇しやすいと言われています。
難消化性デキストリンは、このスピードを遅らせてくれる優れものです。
また、血糖値が高い状態になるとお腹が空きやすくなることがあります。
我慢をしないで沢山食べてしまうと、カロリーや糖質過多になって血糖値が急激に上昇してしまうかもしれません。
難消化性デキストリンは、この空腹状態を抑える役割があります。
空腹になりにくい状態を維持できれば、沢山食べてしまう心配もありません。
このメカニズムが起きないようにして血糖値の上昇を防ぐのが、難消化性デキストリン最大の効果なのです。

 

・粉末やドリンクタイプなら手軽に摂取できる

 

先にもお伝えした通り、難消化性デキストリンは人の手によって作られた食品です。
栄養素ではありませんから、体内で作られることもありません。
摂取するには、サプリやドリンクといった方法になります。
サプリは粉末タイプ、ドリンクには特定保健用食品を選びましょう。
少しの量で手軽に摂りたい人は、粉末タイプを使ってください。
普段飲むコーヒーや紅茶はもちろん、おかずにかけてもらってもかまいません。
熱にも強くて無味ですから、おかずの風味を損ねることもないでしょう。
家族に摂って欲しい人や、サプリをサプリとして飲むのが苦手な方におすすめです。
ドリンクタイプを選ぶなら、特定保健用食品を活用しましょう。
このタイプのメリットは、どこにいても気軽に購入できるところ。
いつでもどこでも、思い立ったらすぐに飲めるという手軽さが人気の秘密です。
食事の時に飲むと、デキストリンが腸内でゼリー状になって留まるため、糖の吸収を緩やかにしてくれます。
食事以外の時に単独で飲んでも効果はありませんから、必ず食べ物と飲むようにしましょう。
これらは整腸作用があるため、飲みすぎると下痢を起こす場合があります。
くれぐれも飲みすぎないように、注意してください。

 

・まとめ

 

難消化性デキストリンは、血糖値の上昇を防ぐ以外にも様々な目的で使われています。
粉末のスティックタイプの登場により、近年はダイエットを目的として飲む人も増えてきました。
難消化性デキストリンは、少量摂っただけでもじゅうぶんな効果が期待できます。
最初は少しの量から始めて、様子を見ながらちょっとずつ増やしていってくださいね。
血糖値が気になる方は、是非試してみてください。